楽観主義
確定申告の季節がやって来ました。
先程、先日からずっとやっていた領収書の整理が終わり、ホッとしました。
明日が税理士さんの事務所に伺う期日なので、ギリギリです。
やりながら、「なんでこまめに整理してこなかったのだろう」と、詮無いことを思っていましたが、これは先天的な性格なのだとあきらめて、しこしこ地味な作業をしておりました。
もちろん「先天的な性格」などというのは言い訳で、単にズボラなだけなのですが、なかなか治りません。
というよりも、「治す気がない」というのが本音かもしれません。
昔からなんだかんだで、どんな仕事も締め切りには間に合わせてきた、という成功体験があり、ズボラながらも頭の中で、無意識にどのくらいまでサボれるか、どこを超えたヤバいかの計算が出来ていたからだろうと思います。
そういう自分のサジ加減を信頼している自分がいて、それを楽しんでいるような所もあります。
いつも追い詰められないと、集中出来ないのです。
天性の「ズボラ」なのか「スリル好き」なのかは分かりませんが、そんな自分が結構好きだったりもします。
集中力に関しては非常に散漫で、ここぞという時以外は、ほとんど集中力を発揮出来ないので、これがこれまでの自分の人生を決めた要因にもなってると思います。
もしも、もっとまめに集中力を発揮出来たら、学校の成績も上がったでしょうし、人生変わっただろうと思います。
しかし、追い詰められた時の集中力や閃きは、「凄い物がある」と自他ともに言われて来ましたので、人間どこかでバランスが取れているのかもしれません。
今は、ない物ねだりよりも、あるものへの感謝に意識を向けて生活していますので、本当に幸せです。
そう考えていると、不思議なくらい必要な資源が簡単に集まって来ます。
「こんなに楽でいいの?」と、怖くなることもあります。
昔の私は、何事にも悲観的で、自分でしなくてもいい心配や、厄介ごとを引き寄せていた気がします。
他人の「もっと気楽に」とか「良いことあるさ」というアドバイスも、素直に聞けませんでした。
ですが今では、本当にその方が良い結果が出ると確信できるので、なにごとも気楽に考える様になりました。
たとえピンチでも、「何とかなる」と信じられるのです。
そうすれば本当に、「何とかなる」ものです。
やるべきことは、最低限キチンとしなければなりませんが、あとはなにごとも楽観主義で良いと思います。