花見と散歩
かむろ坂の桜が、だいぶ散ってしまいました。
もう葉桜になっている木も多く、あれをみると少し残念に思います。
また来年会いましょう、といった感じでしょうか。
この週末に、桜祭りなどのイベントを予定しているところが多いので、かわいそうです。
お天気やタイミングが、なかなか合いにくいのが、桜の欠点です。
しかし、これが終われば、本格的な新緑のシーズンなので、うれしくなります。
出来うることなら、常春の国に行きたいです(もちろんそんな国はありませんが)
しかし、常夏の国はあっても、常春はありません。
春や秋などの間の季節は、なにをするにもちょうどいいのに、いつもすぐ終わってしまいます。
私は夏が好きなので、夏が長いのは構いませんが、冬が長いのは勘弁して欲しいです。
日本は四季が有るから良いといいますが、生活の生産性を考えると、春秋が長い方が、断然いいと思います(「春眠暁を覚えず」で、逆に生産性が落ちる可能性もありますが)
なんにせよ、短いこの季節を大切に過ごしたいものです。
そのことを実行するためにも、今週の水曜日に、花見に行って来ました。
といっても、すぐ近所が桜の名所なので、行ってきたという程でもないのですが、満開で、タイミングとしてはベストでした。
かむろ坂を上って、桜のアーチを楽しんだ後、目黒不動尊に向かいました。
不動尊の入口のすぐ近くにある恵比寿さまと、お稲荷さんに、お参りしました。
その時、路線バスが乗り入れて来ました。
なんと恵比寿さまの社前が、バス停なのです。
不動尊の入り口付近の道路は、住宅街で細く入り組んでいるし、ここまでバスが乗り入れるのは、縁日やお正月は人が沢山歩いていて、大変だろうと思います(もし私がバスの運転手なら、入りたくありません)
恵比寿さまと、お稲荷さんは、どちらも小さい社(やしろ)ですが、ちゃんと手水があり、恵比寿さまが祭ってあるせいか、銭洗い用の「ざる」があり、ご利益を期待して、小銭を洗いました。
そういえば、子供の頃、台所洗剤を硬貨にかけて遊んだ記憶があります。
汚れが落ちて、ピカピカの新品同様になり、いかにお金が手垢などで汚れているかを知り、驚いた記憶があります。
不動尊の境内にも、桜が満開で、とても綺麗でした。
不動尊を出て、目黒区民センターの方に歩きました。
有名な寄生虫館を過ぎ、大鳥神社の横を通って、目黒川沿いに出ました。
平日とはいえ、川沿いは花見客でいっぱいです。
橋の上から見下ろす川の景色は、壮観でした。
縁あって、ここ(不動前)に来て本当に良かったです。