マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

春の充実した午後

一昨日、恒例の献血に行って参りました。

私がいつも受ける400ml献血は、日本赤十字社の規定で、男性は年3回(女性は2回)しか受けられないので、4ヶ月ごとの楽しみになっています。

血を抜かれるのが楽しみだなんて、おかしいと思われるかもしれませんが、最近の献血ルームの充実ぶりや、スタッフのホスピタリティに触れられるのは、とても気持ちの良いものです。

それに、「ボランティアをしている」という喜びもありますし、終わったあと、お菓子がもらえます(笑)

献血のあとに食べるお菓子は、ご褒美といった感じで、なぜか美味しく感じるのです。

これは子供の頃、お手伝いをして、お菓子を貰った感覚に近いのかもしれません。

後日、血液検査の結果を知らせてくれるのも、ありがたいことです。

前回は、昨年末に行った免許の更新のついでに、都庁内の献血ルームでしたが、今回は、前から気になっていた献血ルーム新宿ギフトに行きました。

ここが入っているビルは、道を挟んで紀伊国屋書店があり、そのすぐ隣が、新宿東口の献血ルームです。

なぜこんな近い所に、もう一軒作ったのか分かりませんが、コンセプトとしては、若い人をターゲットにしており、かなりゆったりできる空間を演出している様です。

入ってみると、元気の良い若い男性スタッフが、対応してくれましたが、なんと今はお昼休み中だとのこと。

午後の開始は1時半からで、まだ1時間近くも先でした。

受付だけ先に済ませて、中で待っていても良い(中には2人ほどの女性が、ソファでくつろぎながら、待っていました)とのことでしたが、さすがにそんなに待つ気にはなれませんので、すぐ隣の東口に行くことにしました(おかげで逆に、東口がこんなに近くで良かったと思いました)

私はせっかちなので、待つのは嫌いですが、もしゆっくりしたいのなら、ここは雰囲気が献血ルームのそれとはまったく違います(献血ルームには見えません)し、いろいろ面白い物がありそうなので、特にファッションに興味ある方にはよいかもしれません。

東口は一度行っているので、移動後は、なにもストレスなく献血出来ました(こちらは定番の献血ルームですが、機能的で綺麗だし、個人的には十分リラックス出来ます)

終わったあと、感じの良い女性スタッフの方に、献血メールクラブの入会を勧められました。

いつも郵送して頂いている検査結果をメールで送ってくれるし、過去のデータをグラフで見られるとのことでしたので、その場で入会しました(少し面倒でしたが、その方の感じが良かったので)

献血ルームを出た後は、新宿を少し散歩しました。

少し歩くと神社の鳥居が見えたので、くぐってみると、中は意外と広く、立派なお社が。

これも何かの縁だと思い、とりあえず参拝しました。

私のすぐ隣で、髙そうなスーツを着た立派な50代位の男性が、小声でぶつぶつと言いながら、必死で手を合わせているのが印象的でした。

会社経営でもされているのでしょうか、こんな新宿の一等地で、商売されているのなら大したものだと思いながらも、こんなひとでも、最後は「神頼み」なのかと思うと、少しおかしくなりました(もちろん勝手な想像ですが)

私の方は、特に願いごとも無く、「今日も幸せです。ありがとうございます。」とだけいっておきました(最近はだいたいこうです)

帰りは正面から出ようと、歩いて行くと、なんと、ここは花園神社でした。

以前より新宿出身の友人から、聞いてはいましたが、朱塗りの鳥居や社殿はまことに立派です。

春の充実した午後でした。