マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

オリンピックバブル

もう梅雨入りしているので仕方がないですが、やはり「うっとうしい」お天気です。

食べ物が痛みやすいので、そこだけは要注意。

東京オリンピックのメイン会場になる予定の、新国立競技場のあの奇抜なデザインの屋根が、付くのか付かないのか、いろいろもめている様ですが、建設費が2500億円ともいわれているので、とんでもない金額です。

北京五輪の競技場、通称「鳥の巣」で約350億円、ロンドン五輪では、約650億円といわれますので、もうありえないです。

北京の鳥の巣は、いまでは廃墟と化し、周辺もゴーストタウン化しているそうです。

その前のアテネの会場も、同じような末路みたいですので、本当に税金の無駄使いです。

もちろんちゃんと使い続けれているところもあるので、全部がダメな訳ではないですが、あの奇抜なデザインは、維持費にもお金が掛かるそうなので、かっこ悪いはなしですが、もう辞めた方が良いと思います。

それにしても、オリンピックや、ワールドカップなど、大きなスポーツの祭典では、どこの国でも会場建設の工事が遅れるイメージがあります。

来年のリオデジャネイロや、冬の平昌も大変だと聞きますし、気が付けば東京も5年後なので、余裕がたっぷりある訳でもでしょう。

工事自体は、技術が発達した現在では、突貫で短期でも出来ると思いますが、結局は巨大建設利権のいざこざが、一番の原因の様な気がします。

巨大スポーツ祭典は、現代において「お金を生む」おおきな産業だそうです。

たしかに建設事業は、大きなお金が動きますし、景気などの経済効果を考えると、あながち無駄ともいいきれない部分はありますが、しかし、そこにつぎ込まれる大半が国民の血税だと考えると、馬鹿馬鹿しくなります。

オリンピックバブルが悪いとは思いませんが、2020年後の状況を考えると、少し気が重くなります。