マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

不食

榎木孝明さんが、30日間の「不食」を終えたとのこと。

不食とは、断食のようなものらしいのですが、世の中には不食を実行しているひとが一定数おられるようです。

この30日間は、基本「水だけ」で、血糖値や塩分対策として、ときどき飴をなめる程度だったそうです。

なぜそんなことをするのか理由は、はっきり分かりませんが、ご本人いわく、宗教や断食ではないし、「食べなくても生きられることを自分の体で科学的に調べてみたかった」そうです。

理由はなんにせよ、本当にここまで実践するのは凄いことだと思います。

お顔の写真を見ましたが、痩せ衰えて、とても健康的とは言いがたい状態です。

もし本当に、水しか飲んでいないとすれば、驚異的な精神力です。

おそらく体脂肪や、筋肉など、身体に蓄えられたもので、生きながらえたのでしょうが、どう考えても健康的な行いではないので、なぜそんなことをするのか不思議です。

ご本人いわく、「集中力が増し、本を読むスピードが格段に速くなった。睡眠も深くなり、4時間眠ればすっきり。腰痛も消えた。理由はまだ分からない。でも、眠っていた自浄作用が一斉に目覚めた感覚。運動時も胸式呼吸が腹式に。スタミナが増しました。」そうです。

私も過去に、まる一日以上何も食べなかったことがあり、それ以外でもダイエットなどで、摂取カロリーを極端に減らしたときに、同じような(睡眠時間の短縮や、集中力が増す)感覚や経験をしました。

なので、徹夜をしなければならない時や、なにか集中して一気にやり遂げるときに効果的だと思います。

どの宗教の修行でも、断食は割と行われますし、なんとなく、身体が浄化される気がするのも、感覚として分かる気はします。

それに空腹に耐える感覚は、不思議ですが、ある種の快感が伴います。

野生動物でも、病気になった時に、あえて何も食べずに、免疫力を上げて病気を治したりすることもあるそうですし、健康法としてあながち間違いだとは言い切れない部分もある気はします。

しかし、人間が何も食べずに生きられれば、食料やエネルギーを奪い合わなくて済むと考えて、不食を実行している人もいるらしいですが、とてものこと現実的ではありませんので、身体を壊さない様にしてもらいたいものです(餓死する人もいるらしいので)