マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

パプリカ

先日、私の好きな番組、ためしてガッテンで、パプリカ特集をしていました。

パプリカは、サラダや炒めものの、いろどりを良くするための、正直「添え物」的な位置づけですが、本当は、ビタミンCが野菜の中でもトップレベルに豊富だそうです。

私は、パプリカは、ピーマンの親戚くらいにしか思っていませんでしたが、どうやら違うようです。

そういえば、ピーマンより肉厚で、大きく、甘みも豊富です。

昔、「料理の鉄人」のオープニングで、司会の鹿賀丈史さんが、パプリカを生のまままるかぶりしていたのが、思い出されます(バックドラフトのテーマソングが良く会っていました)

当時は、あれは苦いんじゃないかと思っていましたが、本当は甘くておいしかったのでしょう(新鮮なフルーツ玉ねぎも、丸かじりが可能)

「ガッテン」では、パプリカの本場スペインで、おいしい食べ方を取材していました。

スペイン人は毎日の様に食べているらしく、なじみの深い野菜との事。

調理のコツは、オーブンで1時間以上焼き、外の皮を剥がして食べるそうです。

そうすることによって、パプリカの甘味が増えるそうです。

日本の焼きナスのイメージが、近いかもしれません。

しかし、オーブンで1時間以上なんて、せっかちな日本人向けの調理法ではない(さすが「シェスタ」があるお国柄です)ので、番組ではもっと簡単な方法として、魚を焼くグリルで20分加熱すれば、同じような調理が可能だと紹介していました。

驚いたのが、その調理したパプリカを醤油に漬けて、酢飯に乗せ食べていました。

見た目は、まんまマグロのお寿司です。

それと、コンソメと粉末の乾燥パプリカを、混ぜスープにすると、かつおだしの様な味になるそうです。

これは、パプリカの粉末に含まれるピラジンという成分が、なぜか鰹節のかおりと共通しているそうです。

それよりも驚いたのが、香辛料として売られているパプリカの粉末が、あの野菜のパプリカそのものだったと初めて知りました。

イタリア料理などにも、あの赤の彩がとても良いので、よくかかっています。

思えば、生のパプリカが、日本に今の様に普及するずいぶん前から、香辛料コーナーでは、お馴染みでした。

初めに野菜のパプリカの名前を知った時、香辛料のパプリカと同じ名前なんだと思った記憶が「うっすら」とありますが、まさか両者が同じだとは、考えもしませんでした(香辛料としてではなく、「どこかで名前を聞いたことあるな~」程度だったかも)

パプリカに限らず、実はこれは、あれと同じ物だった、なんてものが他にもたくさん有るかも知れません。