マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

無形文化遺産

和食が、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

フランス料理、地中海料理、メキシコ料理、トルコ料理に続き、5件目です。

世界三大料理と言われる、フランス、トルコ、中華は勿論ですが、地中海料理(実質イタリア?)も、欧州料理の原点とも言える、ローマ帝国時代の料理から来ていますので、これも分かる気がします。

中華はまだですが、流れ的にこちらも近々登録されるでしょう。

しかし、メキシコ料理が登録されていたのは、とても意外です。

日本人には、あまり馴染みがありませんし、タコス、サルサ、トルティーヤしか思い浮かびません。

見た目、素材の活かし方、細工の繊細さ、バラエティーの豊かさ、健康的なバランスなど、審査基準は様々でしょうが、やはり美味しさと独自性がいちばん大切だと思います。

東南アジア料理は、どれも中華の影響が濃く、あまり国ごとの独自性が感じられませんし、アメリカや欧州各国の料理も、原点はイタリア料理に回帰する気がしますので、世界中の料理は結局、中華とイタリア料理の発展・進化版だと聞いたことがあります。

その中でも、日本料理は独自性では類が無いと思いますし、健康的な点でも世界一の評価を得ていますので、当然の結果だと思いす。

観光資源にもなり、農産物の輸出量も増え、世界中に蔓延する「なんちゃって日本料理」の減少や、日本文化の理解にも繋がれば嬉しい限りです。