マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

お金の学び

なんだか毎朝寒いと思ったら、どうやら気温だけの問題ではなさそうです。

5kgほど痩せたので、体脂肪が減ったのと、筋肉が落ちたために基礎代謝も減ってしまった様です。

痩せて身体が軽く、見た目も若返って嬉しかったのですが、こんなマイナス面があるとは誤算でした。

頑張って、基礎代謝を増やしたい。

5千円札が、新しくなるそうです。

といっても、左下のホログラムを覆う透明シールを、従来の楕円から長方形にして面積を拡大するのと、記号と番号の印刷の色を黒から茶色に変更して見やすくするだけなので、見た目はほとんど変わらなさそうです。

目の不自由な人が、1万円札と5千円札ではシールの形や大きさがほとんど同じで、区別が出来ないからとの事。

初めての女性の肖像で珍しかった、今の樋口一葉バージョンも、気が付けばもう発行10年です。

前の新渡戸稲造バージョンは、短かった気がしますが、それでも23年使われました。

千円札の夏目漱石バージョンも、同じ23年です。

肖像が変わらなかったのは、1万円札の福沢諭吉さんのみ。

しかし、私の中では10歳まで流通していた1万円札と5千円札の聖徳太子や、千円札の伊藤博文、500円札の岩倉具視(硬貨になってしまいましたが)などが、未だに思い出されます。

時間はたったの10年だし、子供だったので、そんなに目にする機会もなかったはずなのに不思議です。

子供の頃の記憶や印象は、強烈な物が有るのでしょう。

特に500円札は、小学校1年生の時に毎週100円のお小遣いを、せっせと貯めてガンダムのプラモデル(ジオングでした)を、買ったのを鮮明に覚えています。

プラモデルは500円、小遣いは週100円。

それまでは、親にねだって買ってもらいましたが、小学生になって小遣い制になったので、それも出来ません。

買うためには、貯めるしかない。

これが私にとって、貯金をした最初の経験でした。

母が「400円貯めたら、もう100円出してあげる」と言ってくれたので、それから必死で4週間何も買わずに我慢しました。

子供にとって、4週間は無限の時間です。

当時住んでいた実家の向かいが、おもちゃ屋さんでしたので、もう毎日の様にプラモデルの箱を眺めては、手に入る日を想像していました。

おもちゃ屋の店主のおばちゃんも、事情を知っているので、そんな私にとても優しく接してくれました(随分可愛がってもらいました)

4週目の小遣い日に、母は私の貯めた400円に100円を足して、500円札をくれました。

なんだか、お金がグレードアップした気がしました。

プラモが手に入った日の喜びは、今でも忘れられません。

大人になって、自分で稼ぐようになり、買う物も金額が大きくなりましたが、基本的には、このプロセスは変わっていません。

ちょうど1年前に、自分のお店を買いました(正確には賃貸ですが)

このプラモデルの思い出は、重要な経験だったと思います。

ただ買い与えるのではなく、我慢させて(学ばせて)、なおかつ最後に援助してくれる(愛情も示してくれる)

こういった教育をしてくれた親には、とても感謝しています。