マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

チベット仏教の法衣

先日、六本木ヒルズからミッドタウンを歩いたのですが、ミッドタウンでチベット僧の法衣(小豆色とオレンジ色)を着た2人組を見ました。

2人とも長身で(180cm以上あったと思います)体格も良く、タイの僧侶の様に小柄で痩せている貧弱なイメージ(私の主観ですが)ではなく、とても立派で落ち着きがあり、どちらかというとアスリートや格闘家(僧兵)の様なイメージでした。

コスプレでもなさそうだし、もしかしたらと思い、帰ってからネットを検索すると、今、ダライ・ラマが来日しているとの事。

京都のコンビニ(セブンイレブン)で、買い物する写真が出ていました。

紅茶花伝を飲みながら店内を歩く姿は、なんともシュールですが、海外でも日本のコンビニは素晴らしいと評判の様です。

確かにケーキなども、古い下手なケーキ屋よりも美味しかったりしますし、利用者も高齢化して、最近ではお惣菜も充実し(昔は揚げ物しかありませんでしたが)公共料金も支払え、ATMもあり、生活の中になくてはならない施設になりました。

今の日本の象徴的な施設のひとつとして、海外からの旅行者にも認識されている様です。

ともかく、ダライ・ラマが来日しているのなら、私が見かけた2人組は、間違いなくチベット僧でしょう。

体格が良いので、もしかしたら警備関係の人かもしれません。

ダライ・ラマが、背格好や見た目が日本の普通のおじさんの様に見える(失礼ですが)ので、彼らがたまたま身長が高いだけかもしれませんが、私のチベット人の勝手なイメージと違い、とても立派に見えました。

ダライ・ラマもお元気ですが、もう御年78歳ですので、後継者問題などもあり、独立運動が今後どうなるか、バブル崩壊による中国共産党の弱体化後の影響を含め気になります。

どんな人でも最終的には、国や民族よりも個人の権利や生活、尊厳の方が大切ですし、平和で毎日の生活が保障されていれば、基本的に誰も文句はいわないはずですので、中国共産党のやり方は、大いに問題があるのでしょう。

日本もその昔、琉球国を支配下に置きましたが、沖縄が独立したがっているなんて聞いたことがありませんし、少なくとも暴動が起きるレベルではありません。

ウクライナもそうですが、民族問題の根底は、生活の不満なので、それを解決できない政府は、暴動が起きても仕方がないと思います。

民族問題は単純ではありませんが、なんにせよ、今のところ日本人で良かったと思います。

しかし将来、移民受け入れが現実になれば、いろいろな問題を抱える事になるでしょう。

これからも自分たちの国民と文化を守る、民主的な国であり続けて欲しいものです。

法衣を着て活動する彼らを見て、その背景を考えると、とても気の毒になりました。