マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

もっと分かりやすくして

衆議院が解散しました。

いつも思うのは「なぜ万歳?」です。

しかも、かっこ悪いことに、議長から万歳のタイミングを注意されていました。

伝統や慣例なのかもしれませんが、こういった節目節目の意味不明な万歳は、ある種の「やけくそ」が入っていて、私は嫌いではありません。

それにしても今回の解散は、大義がないだとか、税金の無駄使いだとか、いろいろ

批判されていますが、国民に信を問うと言う意味では、単純に素晴らしいことだと思います。

私は直接民主制を理想の姿(現実には無理ですが)としていますので、大きな法案成立のための国民投票は何でも大賛成です。

今回はどの政党もこぞって増税反対に回りそうです(手のひらかえしたところもありますが)ので、特に対立軸がありません。

あえて言えば、アベノミクス継続か否かでもありますが、それも野党は特別対案もありません。

そうすると無意味な選挙にも思えますが、いろいろ聞こえてくるところでは、安倍総理は与党内の増税賛成派を封じ込めるのと、なによりも財務省を黙らせるため、そしてスキャンダル連発による組閣の失敗を立て直すためと、勝てる時に選挙をやっておこうという意図のようです(総理大臣は大変です)

なんにせよ、増税が先送りになったので良かったです。

しつこいですが、もし今年の4月に増税していなければ、今頃はもっと景気が良くなっていたかもしれないので、そのことが本当に悔やまれます。

景気回復を庶民が実感するには、普通2~3年かかるという意見もありますので、なんとか来年、再来年中にはそうなって欲しいものです。

しかし、2017年の増税は決定事項なので、それもあまり期待は出来ないかも。

いっそのこと政権交代で、増税そのものを凍結してほしい気持ちもありますが、外交その他、新しい日本の仕組みを作ろうとしている現政権は、世論調査でも基本的に支持されていますので、それも難しいでしょう(私も基本的に支持しています)

今回注目は、維新の党の橋下代表が、ついに大阪で立候補するかもしれないので、面白くなりそうです。

党利党略、既得権益の勢力、一枚岩ではない政党議員、個人的な栄達欲、財務省の思惑など、相変わらず一般国民の意思を無視した政治が行われているイメージですが、国益を第一に考え、分かりやすい政策と強いリーダーシップを取れる「人」に、日本をお任せしたいものです。

妥協や消去法ではなく、もっと納得して投票したいものです。

そのためにも、若い現役世代が、もっと政治に関心を持てば政治も変わるのでしょうが、なにぶん年末のくそ忙しい時期なので投票率も上がらないかも。