自然の摂理は偉大
今日午前10時ごろ、鹿児島県・口永良部島(屋久島町)の新岳が噴火しました。
噴煙が、9000mもあがったそうなので、もう大爆発です。
火砕流も発生しているそうですが、島民の方は全員無事だったそうなので、幸いです。
それにしても、最近は地震も多いし、本当に火山活動が活発になっているんだなと実感します。
私は、以前自転車で九州を縦断したことがあるのですが、鹿児島に入ったその日に、桜島が7,8年ぶりに噴火し、噴煙などでえらい目に遭った記憶があるのですが、今回の口永良部島の島民の方は、すぐ目の前で大噴火した訳ですので、その恐怖たるや物凄いものがあっただろうと思います。
島民の方の証言には、「もう終わりかな」と思ったというものもあるそうです。
21世紀になり、いくら人間の文明社会が発達しても、自然の力の前には、まだまだ無力なんだと思い知らされます。
というと、なんだか紋切り型の文言ですが、最近は本当に心底そう思います。
昔からいわれていることは、偉大です。
戦後の義務教育を受けて育った経緯からは、どうしても伝統的な価値観に対する反発がありましたが、いろいろな経験を積み、世間が見えてくるうちに、私の中でも随分変わって来ました。
特に男女の価値観や、あり方の違いなどは、身に染みて感じます。
もちろん、男女平等や、さまざまな権利を公平に認めるなど、そういった価値観に異論はありませんが、やはり、生物としての本能や、男性という性、女性という性の違いは、あらゆるところで感じざるを得ません。
やはり、「男は男らしく、女は女らしく」、が基本的に、社会を運営して行くうえで、ベターだったのではと思います。
あまりこういった事を書くと、差別だと反発されそうですが、別に昔に戻れと言っているのではなく、今までの男女同権は、若い世代においては、一応成功していると感じますので(アンケートでも若年になるほど、男女は平等になりつつあるとの結果が、出ているそうです)
今後は、単に女性の権利拡大を訴えるだけの時代ではないと思いますし、大切なのは、「機会の平等」であって、「結果の平等」ではないはずです。
女性の管理職が少ないのは、差別なのか、実力なのかは、個別の職場状況ですので、一概に言えませんが、その結果が、公平な実力による結果ならば、受け入れる必要があると思います。
この問題は、男性の草食化の原因とも無関係とは思えません。
なんにせよ、世の中厳しくなって来ていますので、男も女も強くならなければならない事だけは、確かなのでしょう。