マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

なつかしの名曲

この前動画で、懐かしいある曲に再会してから、最近ずっと、ヘビーローテーションで聴いています。

その曲名は、「いつもそこに君がいた」です。

LAZY LOU's BOOGIEの曲で、アニメ「YAWARA!」の、エンディングテーマ曲として使われていました(92年ごろ)

シンプルですが、青春の淡い恋心を唄った名曲だと思います。

シングルで、15万枚も売れたそうです。

しかしこのバンドは、すぐ解散したので、一発屋と揶揄されることもあるみたいですが、たとえ一曲でも名曲が出せれば、それは素晴らしいことだと思います。

当時、私は高校3年生で、お気楽な高校生活を送っておりました。

不景気だといわれ始めた最初の頃ですが、まだまだ好景気(バブル)の余韻が残っており「YAWARA!」も、そんな当時の雰囲気をいっぱい持った作品でした。

オープニング曲の「ミラクルガール」(永井真理子)や、「雨にキッスの花束を」(今井美紀)も、ポップで軽快で、とても明るくて、この時代の雰囲気をとてもよく表していると思います。

F1ブームでセナが活躍し、今よりテレビも面白かった(私自身が、素直に見ていたのもあるでしょう)

なんというか、世間全体が明るかった気がします(思いで補正もあるでしょうが)

そんな時代に高校生活を送れたことは、とても幸せだったと感じます。

携帯も、インターネットも普及しておらず(Windows95は、この3年後発売)、前時代の最後の学生だったかもしれません。

私の高校では、2年下からパソコンの授業が始まりましたし、中学でも2年下からは、それまで男女別々だった「技術」と「家庭」が、男女一緒になって学ぶようになりました(これらの時期は、地域差もあるようですが)

体育では、男子のみ「柔道」の時間がありました。

私の得意技は、「絞め」です。

柔道部の連中が悪ふざけで、クラスメイトを絞め技で、「落として」(気絶させ)て遊んでいましたが、私は危険なのでそれには参加しませんでした(でも得意です)

生意気なコギャル(女子高生)ブームも、もっと年下の世代ですし、ネットの陰湿な「いじめ」もなく(もちろん「いじめ」自体はありましたが)、純朴でおとなしく、真面目な少年だったと思います(少なくとも私自身はそうでした)

「いつもそこに君がいた」を聴いていると、当時感じていた青春の淡い恋心も思い出されます。

特定の個人に対する想いでなく、なんというか「青春の気分」的なものとでも言いましょうか、上手くは言えませんが、なんとなく切ない感じが蘇ってくるのです。

最近高齢者によるストーカー被害が増えているそうですが、いくつになっても恋心を求めてしまう気持ちは、変わらないのかも知れません(もちろん、決して犯罪を擁護する気持ちはありませんが)