マサオのブログ

よもやま話ですが、何かのお役に立てれば幸いです。

タッグを組む

先日いらした新規のお客様に、なんで名前が「タック整体」なのか聞かれました。

この質問は時々あるので、私はいつも通りの「答え」をしました。

まず、覚えてもらいやすいこと。

自分の名字のあとに単に整体と付けるのだけは嫌だったので、なにかよいワードを使いたいとは思っていました。

横文字のしゃれた単語はいくらでもありますが、かといって余り長ったらしかったり、聞きなれないと覚えづらく、特に高齢者の方になじんで頂けないので、簡単な方が良いというのも理由のひとつです。

ちなみに「タック(tack)」はスウェーデン語で、「ありがとう」です。

なぜ、スウェーデンかというと、お店を借りたとき、壁紙や内装が、とてもきれいな北欧調だったからです。

といってもそういったことに疎い私は、そのことにまったく気が付きませんでした。

ところが私の兄が、来たときにそのことを指摘されました。

兄はそういった事に詳しく、奥さん(私の義理の姉)が、インテリアコーディネーターの資格を持っていることもあって、ふたりで家具やインテリアなどを見て回るのが趣味なのです。

ちなみにお店の調度品は、ほとんどスウェーデン家具の「イケア」で購入しました。

ちなみにタック整体の看板やチラシ、ポイントカード類もすべて「イケアカラー」の青と黄色をパクリました(じゃなくて、リスペクトしていますし、インスパイアされたのです)

なので、いっそのこと名前も「北欧っぽい名前にすれば」とアドバイスされ、覚えやすさや画数、意味あいなども検討し、いくつかの候補のなかから最終的に「タック整体」になりました。

といった説明をさせていただくのですが、先日のお客様は意外なことをおっしゃいました。

お客さんと整体師が「タックを組んで身体を整える」からなのかなと思ったとの事。

それを聞いて「なるほどな」と思いました。

確かに整体は身体を整えて、本来その方が持っている自然治癒力を高め、本来あるべき状態に近づけるお手伝いをするイメージです。

健康は運動や姿勢、食生活など、最終的には本人の生活習慣に掛かってこざるを得ないので、本人の自覚が一番大切です(そのことを啓発するのも整体師の役割だと思っています)

そのことをその方は理解しておられたのが嬉しかったですし、そんなふうに思いもよらない解釈で、名前を捕えてくれたことがとてもうれしかったです。

まさしく考え方としては、私の整体のイメージぴったりです。

なので思わず、「それ、いただきます」といってしまいました。

しかし考えてみれば、それだと「タック」ではなく「タッグ」になってしまうので、名前を変えなければなりません。

タック整体は31画で、画数的には大吉数です。

それがタッグになると、33画でこれまた大吉数なのです。

「ならばいっそのこと」とまでは思いませんが、その名前も良かったかもと想像すると嬉しくなりました。